なかなかパートナーが家事・育児に参加してくれずに、いつも片方ばかりが大変になっていて嘆いている家庭は多いんじゃないでしょうか。
僕の周りでもまだまだ家事育児は女性がやって、男性は仕事をして残業ばかりしていることが当たり前だと思っている人も多いです。実際世界の中でも日本人の家事育児の参加率が先進国の中でも圧倒的に低いことは統計でもわかっており、まだまだ家事育児は「女性の仕事」だと思っている人が多いですね。
しかし今このコロナ禍中において、テレワークが当たり前になってきて、これからはもっと男性が家にいるのが多くなってきているはずで、できればもう少しスマートに家事育児の分担率/参加率を増やしていければもっと良いですよね。
最近読んだ記事でGoogleの中のワーキンググループ(Woman will)で、実は個人向けに働き方改革メソッドのeラーニングを公開しているということを知ったんですが、その中の特にワークライフバランスの中身を見てみると我が家で既に実践しているようなことばかりでやはり間違ってなかったんだなと思っているところです。
Woman willの中身について簡単にまとめるならば「簡単なものでもいいので常にテクノロジーを活用して解決していくこと」がGoogleのこれまでの成長を築いてきており、そのレッスンを家庭の家事育児の仕事にも貢献できるというがポイントですね。
しかしこのGoogleが示しているワークライフバランスの”解決策”では、具体的にどうすれば実現できるかまでは説明がされていなかったので、今回はその具体的な手順を解説してみたいと思います。
Womenwill は、テクノロジーにより女性が直面する問題の解決を目指す Google のアジア太平洋地域全体の取り組みです。
日本では、柔軟で効率の良い働き方への改革を後押しするため、複数企業との働き方改革実証研究結果をもとにつくられたサポートコンテンツを提供する「未来の働き方プロジェクト」、出産などさまざまな理由で女性が仕事をやめてしまう状況を改善するため、女性の周辺の様々な立場の人ができるアイデアを集めてサポーター企業・団体と共に実践の輪を広げていく「#HappyBackToWork」の 2 つに取り組んでいます。
家事育児分担問題の解決方法
先ずはGoogleのワークライフバランスのレッスンをおさらいしておきます。
- 共有編:突飛な予定に対応する
- 準備編:重要な情報は事前に共有
- 対話編:もっと家族との時間を
- 継続編:家事分担の不平等感
それぞれの解決策について具体的なやり方を解説していきたいと思います。
共有編:夫婦でカレンダーを共有し予定を記入
先ずはカレンダーの共有です。
仕事でも社内のメンバの全員の予定表が公開されて共有していますよね?仕事と同じように夫婦のカレンダーを共有しておいて、お互いの仕事とプライベートの予定を共有しましょう。
そうすることでお互いの予定が分かり合えることができますし、どちらか子供のお迎えを行かなくてはならないかもはっきりし、また子供の病院や習い事の予定などもカレンダーに入れて共有することで家庭内でのタスクの見える化を行うことが可能です。
カレンダーの共有に関しては、いろいろな専用アプリもありますが、正直Googleカレンダーで十分設定できますよ。以下でカレンダーの共有方法についてまとめています。
準備編:夫婦の共通書類はデータを共有サーバーに保管しよう
次に夫婦共通の書類は紙ではなく、データで残して共有することになります。
例えば育休申請に必要な書類であったり、保育園の入所案内の書類など、紙で残しておくとお互いがどこに片付けたのかよく分からなくなってしまいますよね。共有サーバに保存しておけば重要な書類(データ)をなくす心配もありませんし、フォルダを管理しておけばとてもみやすくすることができます。
またクラウドサーバなどを活用すれば、パソコンやスマホからでも確認することができるので、通勤中や会社のオフィスでもさっと確認することができますね。
共有サーバに関してはいくつか種類がありますが、1つはNASなど使った自宅ファイルサーバーを使う方法です。こちらはITに慣れている人であればそんなに難しくはないですが、多少の設定が必要です。
https://simple-was-best.com/backup-nas/
その他にもGoogle Driveなどのクラウドサーバを使う方法もありますし、こちらの方がより簡単かもしれませんね。
対話編:テレビ電話でお互いの様子を伝えよう
仕事の事情や、物理的な距離のせいでなかなか家族との対話の時間を取ることが難しくなっていませんか?またこのコロナ禍中において、高齢の両親と疎遠になってしまっているなんてこともあるかもしれません。
ビデオ通話は今では色んなアプリがあるので、どれが一番良いかというのはあまり関係ないかもしれませんが、特に高齢の家族との場合はスマホ自体が扱いが難しいなんてことが起きてしまうかもしれませんね。
そんな時に活躍してくれるのが、Google Nest Hubなどのスマートディスプレイですね。ビデオ電話も簡単にできるだけでなく、家族との写真を表示して、フォトフレームとしても活躍してくれます。
https://simple-was-best.com/google-nest-hub-review/
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継続編:スマートに家事育児を続けていく
最後は家事育児の具体的な作業の分担になります。
これまでは「情報共有を如何にスマートに実施するか」でしたが、次は実際に家事育児をスマートに実施し続けるメソッドになります。
Woman willではカレンダーを共有し、夫婦のタスクをカレンダーに記載していくというやり方でしたが、カレンダーの共有は既に上でも説明しているので、以下ではスマートスピーカーを使った活用、特にショッピングリストを共有するだけで毎日の買い物がぐっと楽になります。
https://simple-was-best.com/shoppinglist-goolehomehomepod/
https://simple-was-best.com/google-home-config/
またその他にもアプリをインストールをする必要はありますが、特に1番の手のかかる乳幼児期の育児で活躍してくれるアプリを以下で紹介していますのでこちらも読んでみてください。
https://simple-was-best.com/childcare-app-services/
まとめ
家事育児の分担がうまくできていない夫婦というのは、こういったツールをほとんど活用できていないことがほとんどなんですよね。今回解説したポイントを最後におさらいしておきますね。
- 夫婦でカレンダーを共有し予定を記入
- 夫婦の共通書類はデータを共有サーバーに保管しよう
- テレビ電話でお互いの様子を伝えよう
- スマートに家事育児を続けていく
皆さんも是非日々の生活にテクノロジーを活用してもっと夫婦で家事育児を楽しみましょう!
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