今回は、前々からずっと気になっていたIKEAのブラインドカーテンをついに手に入れました。
IKEAのスマートホームと言えば、Tradfri(トロードフリ)やDIRIGERA(ディリフィエラ)などが一般的ですが、実はスマートブラインドカーテンもIKEAならではの商品なんです。
正直スマートブラインドという製品自体が市場に多くなく、今まで色々スマートデバイスを見てきましたが、使えそうなスマートブラインドカーテンはIKEAのものぐらいかと思っています。
IKEAのスマートブラインドは実は結構種類があって、ロールカーテンや遮光カーテンなどいくつか種類が存在します。今回はその中でも遮光式のスマートブラインド「TREDANSEN(トレダンセン)」を実際に購入し、試してみましたので、実際の使い心地や見た目などをレビューしていきたいと思います。
TREDANSEN(トレダンセン)の外観|ホワイトの色味で部屋の印象も明るく
先ずは外観から確認していきましょう。
今回は購入したのはTREDANSEN/トレダンセンに加えて、FABJERG/フェービュアという賃貸でもブラインドカーテンが取り付けられる器具も購入しました。
先ずはTREDANSEN/トレダンセンの方から確認していきます。
同封物は、こんな感じです。
基本は本体と、バッテリー、リモコン、充電器、そして取付器具になります。
TREDANSEN/トレダンセンには、いくつかサイズのラインナップがあり、今回は60x195cmという最も小さいタイプのブラインドカーテンです。
- 60 x 195 cm
- 80 x 195 cm
- 100 x 195 cm
- 120 x 195 cm
- 140 x 195 cm
基本的には長さは全て変わらないので注意が必要です。
バッテリはー本体の左側にこんな感じで格納します。
MicrroUSBでの充電になるのが、少々残念ですね。ただそんなに充電頻度は高くないので割り切って使うしかないですね。
リモコンは開けるか閉めるか2種類のみです。
磁石が入っているので、金属製の何かに貼って使うこともできますし、もしくは両面テープで壁に貼って使うことも可能です。
こちらは、FABJERG/フェービュアの取付器具になります。
結構小さいですが、これを使うことで、賃貸のようなカーテンレールがある場所にでも、壁に穴を開けることなく、ロールカーテン、ブラインドカーテンを取り付けることができます。
仕組みとしてはめちゃくちゃ簡単で、カーテンレールのライナーを全て取り外した状態で、FABJERG/フェービュア本体を嵌め込んで、ねじで固定するだけです。
取り付ける場所ですが、基本的に壁、もしくは天井に固定されている部分(ブラケット)に合わせて取り付けるほうが良いです。
つまりはこの部分ですね。
こんな感じで取り付けます。
ブラケットが2つであれば、基本的にその数に合わせて取り付けてください。
今回はブラケットが2つなので、2つ取り付けました。
因みにTREDANSEN/トレダンセンについている取り付け金具はこんな感じで、ガッツリと壁に木ネジでゴリゴリ穴を開けるような感じになっています。
ここまでできれば、あとは本体をカチッとはめ込めば、完成です。
めちゃくちゃ簡単ですね
取り付け後のイメージはこんな感じです。
今回は白が基調のTREDANSEN/トレダンセンを取り付けているので、かなりオシャレな感じで違和感ない感じになっているかと思います。
因みに実は2つ窓があるので、2つ取り付けてみました。
下は操作の感じになります。
めっちゃかっこいい
IKEA TREDANSEN(トレダンセン)のポイント
ここからはTREDANSEN/トレダンセンの良さのポイントをいくつかピックアップして紹介していきたいと思います。
賃貸でも取り付けられる電動カーテン
なんと言っても賃貸でも取り付けられるスマートブラインドというのが感動ポイントですよね。
そもそもブラインドというと、あまり賃貸に取り付けられるイメージがないのですが、実際TREDANSEN/トレダンセン自体も昔はカーテンレールに取り付ける金具オプションはなかったはずです。
それが最近になって、FABJERG/フェービュアという金具オプションも出てきて、かなり敷居も低くなった感じがします。
IKEAのスマートホームと連携可能
このカーテンのすごいところは、単に電動なだけじゃないんです。
DIRIGERA(ディリフィエラ)やTradfri(トロードフリ)などのIKEAのスマートホームデバイスとの連携が可能です。
そのため、例えば照明と連動させてカーテンを開け閉めしたり、スケジュールを設定しておいて、毎朝カーテンを開ける、火が落ちたらカーテンを閉めるなんて自動化も思いのままです。
Appleホームアプリ/Matter/Google/アレクサのスマートホームから操作可能
さらには、DIRIGERA(ディリフィエラ)のハブを使えば、Matter規格に対応しているので、Appleホームアプリからも操作が可能で、IKEAのスマートホームデバイス以外との連携も可能です。
その他、Googleスマートホーム、アレクサとの連携も可能になっているので、メーカー問わず家中のスマートホームデバイスを連動させて、ホームオートメーションを作成することが可能です。
IKEAのスマートカーテンを比較
因みにIKEAのスマートカーテンは今回のTREDANSEN/トレダンセンだけではありません。
TREDANSEN トレダンセン | PRAKTLYSING プラクトリースィング | FYRTUR フィルトゥール | |
---|---|---|---|
製品イメージ | |||
タイプ | ブラインドカーテン | ブラインドカーテン | ロールカーテン |
素材 | 遮光率99.99%以上 | 遮光率99.80%未満 | |
サイズ | 60~140x195cm |
全部で3つあるのですが、基本的にロールカーテンかブラインドカーテン、そして遮光の有無になります。
遮光無しのカーテンは、PRAKTLYSING/プラクトリースィングのみになります。
IKEA TREDANSEN(トレダンセン)で気になるポイント
ここでは、TREDANSEN/トレダンセンを実際に使ってみて、気になったポイントも一緒に紹介していきます。
賃貸ではレールの耐荷重に注意が必要
先ずは取り付け時の注意になりますが、FABJERG/フェービュアを使う場合にはカーテンレール自体の耐荷重も気にする必要があります。
一般的にカーテンレールの壁側の耐荷重はブラケットあたり最大5kgとして計算することができるのですが、一方でカーテンレール自身の耐荷重というのも存在しており、どれだけ重いカーテンを吊り下げられるのか目安になります。
こちらもメーカー、および素材にもよるんですが、一般的には金属製のものであれば、5Kg程度は耐えられるようになっています。
とはいえ、たまにやたらと耐荷重が低いカーテンレールもあるそうなので、気になる方はカーテンレールのメーカーを調べるなどして、耐荷重をきちんと調べて購入することをオススメします。
因みに遮光式のカーテンは一般的に重くなるので、IKEAのスマートカーテンの中では、PRAKTLYSING < TREDANSEN < FYRTURの順に重くなっているので注意が必要です。
まとめ
今回はIKEAのスマートブラインドカーテン、TREDANSEN/トレダンセンについてレビューしてみました。
- 賃貸でも取り付けられる電動カーテン
- IKEAスマートホームアプリから操作が可能
- Apple/Google/Alexaと統合可能
- カーテンレールの耐荷重には注意
全体としては、大満足の結果ですね。
おしゃれで、動作も完璧で、スマートホームデバイスとしては文句なしです。
唯一星を0.5落とした理由は、その値段ですね。一番小さい低価格のものでも1つ2万円弱します。
今回も窓2個分だったので、これだけでも4万近くかかっています。
とはいえ、通常と同じようにレースカーテンと遮光カーテンを買う場合でも2〜3万程度かかってくることを考えると、+1万円でスマートホームデバイスとして利用することができるようになったとも言えるんじゃないでしょうか?
IKEAのスマートブラインドについて少しでも気になっていた方は、ぜひ検討に値するスマートデバイスかと思います。
ぜひ参考にしてみてください。
コメント