昔はそれこそ新築戸建ての豪邸の家で、ボタン1つでカーテンが開くとか、もしくは専門学生が作ったラズパイで自作のセンサーでビープ音がなるだけだったような「スマートホーム」が今ではかなり身近になってきましたよね。
それこそAmazonでデバイスを買って、あとはスマホですぐに操作できるなんて、昔憧れていた世界がもう現実になってきています。
とはいえ、まだまだスマートホームってやってみたいけど、実現できていない、どこから始めればいいのかわからない、なんて声が多いのも事実です。
以下の統計調査では、10.9%の人が既に何かしら導入したことがある一方で、6割以上の人たちが聞いたことはあるけど、結局始めていない(予備軍)であることがわかっています。
今回はそんな「スマートホームを始めたみたいけど、どうすればいいのかわからない」という人向けに、実際に我が家でスマート化し尽くした、スマートホーム実例を全て紹介していきたいと思います。
スマートホームとは?
先ずはスマートホームってなんだろうという部分を説明していきます。
スマートホーム然り、現在”スマート”+XXXというものが乱立していますが、僕自身スマートデバイスの定義としては、以下だと思っています。
- スマホから操作できること
- インターネット経由でアクセスできること
- デバイス/センサーの状態が確認できること
- 他の家電/センサーと連携できること
これが僕が考えるスマートデバイスだと思っています。
またスマートホームというものは、「複数のスマートデバイスを連携させて、ホームオートメーションを実現したもの」のことをスマートホームだと定義しています。
因みにハウスメーカーのいう、「スマートハウス」であったり「スマートホーム」は、ZEH(ネット・ゼロ・エネルギーハウス)といった高断熱・高気密・ソーラー発電などを組み合わせたどちらかというと新築戸建て向けの言葉・定義だと思っており、当サイトで思う「スマートデバイスを活用したスマートホーム」とは異なります。
スマートホーム活用アイデア実例集
ここからは、実施の我が家で実現してきたスマートホーム(ホームオートメーション)の実例をいくつか紹介していきたいと思います。
マンションエントランスをボットで解錠
先ずはマンションエントランスになります。
マンションエントランスは、いわゆるマンションの共用部になるので、基本的には鍵を差し込むもしくはマンションによっては暗証番号などで入れるだけになると思います。
ただマンションエントランスは、そもそも配達・来客があった際には遠隔でドアを解錠できる仕組みがあるはずです。
具体的には、以下の手順で自動化させることができます。
- 部屋番号を押す
- 呼び出す
- 部屋から解錠ボタンを押す ← ここを自動化
これにより、スマホ1つでマンションエントランスを開場することができ、鍵を持ち歩く必要がなくなります。
またこのアイデアだと、必要なのはボットデバイス1つのみ。誰でも簡単にマンションエントランスのスマート化ができてしまうわけですね。
ドアの鍵は指紋を使ってツインロック解錠
スマートロックというと、スマホから開けられるというのが一番最初の使い方かと思いますが、もっと便利な使い方が「キーパッド」を使った解錠方法ですね。
エントランスから入ったら、次は玄関になるわけですが、玄関の鍵って面倒くさくないですか?
毎回毎回、カバンから鍵を出して上下の鍵を開ける。
なんなら荷物や子供を抱えている時に、その度にカバンから鍵を出すなんてかなり面倒です。
そんな時に便利なのが、指紋認証での鍵解錠です。
ドアの入り口にキーパッドを装着して、ドアの内側では鍵を解錠できるようにしておきます。
因みに、最近のマンションの場合、セキュリティ対策のために鍵が2つある場合があります。
そんな時には、スマートロック2つをペアリングし、1つのツインロックキーとして登録することで、1回の操作で2つの鍵が連携して同時に動作するように設定することが可能です。
ダウンライトは、人感センサー+ボットで自動消灯
スマートライト考える時に、悩みなのがダウンライトの自動化になります。
LED電球であればスマートLED電球、シーリングであればスマートシーリングデバイスなどで、電源のON/OFF操作がアプリなどで容易なのですが、ダウンライトとなると少々悩みです。
というのもダウンライトの場合には、内部ではLEDを使ってはいるのですが、個人で外せるような形式になっており、交換時には必ず、電気工事の有資格者しか作業できないということになっていたり、そもそも屋根裏側をかなりいじることになるので、賃貸ではなかなかのハードルの高さです。
とはいえ、ダウンライトこそ自動化しないと、快適なスマートライトになりませんし、この部分をどう実現するかを考えていきます。
やりたいこととしては、入った時に電気が勝手に点灯、出ていった時に自動的に消えてくれるのがベストだと思うのですが、これができるのは個人的な経験として、Zigbeeのようなセンサーとデバイスが直接接続している場合に限ります。
というのも、一旦インターネットに抜けるような構成の場合、操作遅延が気になりすぎてほとんど使えない・もしくは使っていて点灯の遅さにイライラするようなことになってしまいます。
今回はダウンライトをボットデバイスを使って自動化させるつもりなのですが、現状Zigbeeの接続で動作するボットは存在しません。
なので、今回は点けるよりも消す方だけを実現します。この構成に必要なのは以下になります。
- 人感センサー
- ボットデバイス
そして、人感センサー側に、反応しない時間がある程度続いた場合(例えば5分など)に、ボットデバイスを動作させて壁をボタンを押すという自動化をさせてみます。
そうすると、万が一消し忘れた洗面所、ウォークインクローゼット、そしてトイレなどの電気を自動的に消灯するということができるわけですね。
この人感センサーの活用は、実はめちゃくちゃ活用例があります。
今回はボットデバイスと連携していましたが、スマートライトと連携させれば、無人のリビングの電気を消すこともできますし、スマートリモコンと連携すれば誰もいない部屋のエアコンを消したりなんかもできます。
ベランダを屋外カメラ+ソーラーパネル+開閉センサーで侵入検知
そして意外と個人的には気に入ってる自動化・スマートホーム化がこのセキュリティ部分になります。
部屋の中のペット、子供、高齢者の見守りというカメラは数多くあると思いますが、個人の住宅においての敷地内のセキュリティカメラというのは、まだまだハードルが高いと感じています。
それは電源の確保というと、プライバシーの問題ですね。
前者に関しては屋外カメラにソーラーパネルを設置することで、無電源運用が可能です。さらにデバイス自体の重さもそこまでないので、壁に穴を開けることなく、両面テープなどで貼り付けて使用することが可能です。
そして屋外カメラには、人感反応センサーがついており、何が反応した時だけ撮影/録画する、もしくは反応した時にスマホに通知を行うような機能を持っています。
これにより、例えばベランダに設置すればベランダからの侵入が万が一会ったときに、侵入者を映像を捉えることができるわけで、結果的にセキュリティの抑止力になるわけです。
またプライバシーの問題ですが、特にマンションの場合、共用部を勝手に撮影するのはいくつか問題あります。また完全に外であったとしても、そもそもセキュリティカメラで屋外を24時間撮影することは、一部の店舗での設置以外認められていません。(万が一の場合、警察への映像の提供義務がある)
なので、設置する場合には必ず専有部分しか写らないように設置場所、角度を調整することで、このプライバシーの問題を解決することが必要になります。
またこれにより、屋外のセキュリティというだけでなく、昨今問題になっていた子供のベランダへの侵入、落下を防ぐという効果もできます。
屋外カメラが検知するのは外からの侵入者だけでなく、中からの外出者とも言えるわけですね。
さらにベランダのドアに開閉センサーをおいておけば、万が一子供がドアを開けた時に、しっかりと保護者が把握して、そしてカメラから声をかけるなんて使い方もできるわけですね。
スマートカーテンで太陽の光で目覚める
カーテンの自動化もかなりオススメしたいスマートホームです。
というのも、カーテンって毎日のルーティンというか必ず開けますよね。そして夜になったら必ず閉めます。
これを自動化させることによって得られる解放感と言ったら、それはもう快適以外何者でもないです。
カーテンを自動化させるときに考えたいのが、どのカーテンを自動化させるかですね。
つまり一般的なドレープタイプのカーテンなのか、それともブラインドのカーテンなのか、はたまたカーテンというよりもむしろシャッターなのかという部分です。
先ずはドレープタイプのカーテンは一番シンプルですね。
こんな感じで、カーテンレールにロボットタイプのスマートカーテンを取り付ければ誰でも簡単にカーテンを自動化させることができます。
以前は陽の光ではなくて、毎朝このカーテンロボットの動作音で起きるなんていう話もありましたが、最新のカーテンロボットではほぼ無音での動作も実現できているので、そういう意味でもかなり便利なデバイスになっています。
次にブラインドタイプのカーテンです。
この場合には、自動化させるには、ポールタイプのものしか対応できません。
一般的にブラインドカーテンには、ポールを使って羽の開く角度だけを調整するタイプと、サイドの紐を回してカーテンを開けるようなタイプの2つあるんですが、基本的に後付けで操作するのであれば、自動化できるのはポール部分だけです。
こんな感じですね。
ポールを挟み込むように設置し、ポールをクルクル回すところを自動化させることができます。
これにより、毎朝決まった時間に羽を開いて、そして閉じるということができるようになりました。
またブラインドカーテンには、もう1つタイプがあると思います。
いわゆるロールカーテンのような形状のカーテンですね。この場合はカーテンごと自動化していきます。
現在このタイプのカーテンは、IKEAのカーテンしか存在してません。
どういうものかというと、こんな感じです。
リモコン1つでカーテンを操作できるだけでなく、アレクサ/Google Home/Apple Home (Matter)にも対応しているので、アプリから決まった時間にカーテンを操作することが可能になっています。
そして最後は、シャッターですね。
シャッターはめちゃくちゃ簡単です。
シャッター用のボタンに、ボットデバイスを設置するだけです。これがなんだかんだ一番セキュリティ効果があるんだろうなと思っていますが、シャッターが開いているかどうかで正直在宅かどうかってすぐにわかりますよね。
そうであれば、毎日決まった時間にシャッターを閉めてしまえばいいんです。
これだけで、外から見えることはなくなりますし、そもそもしまい忘れを防ぐことができます。
自動化を考える時のポイントは、手動でやる部分と自動でやる部分を上手く切り分けることが重要です。シャッターの場合もシャッターを開けるのは手動で、そして閉めるところだけ自動化させてあげます。
スマートリモコンで、テレビやエアコンを操作
次は結構メジャーな使い方になりますが、スマートリモコンを使った赤外線操作ですね。
基本的にテレビやエアコンのリモコンは、赤外線という赤い光で操作されています。またこれらの家電は比較的利用期間が長く、5年〜10年以上そのまま使い続けている人がほとんどで、昔のままの家電になっている人がほとんどです。
そのためなかなかスマート化が難しいデバイスではあったんですが、スマートリモコンを使うことで、スマートリモコンから赤外線を飛ばすことで、こういった昔からの家電を操作できるようになりました。
個人的には正直こういったリモコンをテーブルの上に置いておくのは、ごちゃごちゃするように見えて嫌で、スマートリモコンを導入することで、こういったリモコンを全て片付けることができるようになっています。
アレクサ/Googleホーム(スマートスピーカー)を使った家電制御
アレクサ/Google Homeなどのスマートスピーカーをスマートリモコンとして活用し、家電を声で簡単に操作できる方法を紹介します。
一般的にスマートデバイスというと、スマホのアプリから操作するイメージが一番に思いつきますが、スマートスピーカーと組み合わせることで、便利さが倍増します。
スマートスピーカーとして有名なのはAmazonから発売されているAmazon Echo ShowとGoogle Homeデバイス(NestHubなど)だと思います。それともう一つ、AppleからのHomePodもスマートスピーカーの1つですね。
メーカー | デバイス | 音声アシスタント |
---|---|---|
Amazon | Echo : スピーカー Echo Show: | Alexa(アレクサ) |
Nest : スピーカー Nest Hub:スマートディスプレイ | Googleアシスタント | |
Apple | HomePod:スピーカー | Siri(シリ) |
最近は、スピーカーだけでなくディスプレイも一緒に内蔵されたスマートディスプレイも同じ部類ですね。
ディスプレイタイプのスマートスピーカーは、それ自体がフォトフレームとして利用できたり、置き時計のような使い方が可能になっています。
音声で操作することで、料理中や食事中のような手が塞がっている時に簡単に声で操作できるのは本当に便利です。
我が家でよく使う音声コマンドはこんな感じです。
アレクサ、17時アラームを設定して。(子供のお迎え)
オーケーGoogle、19時になったらテレビを消して
オーケーGoogle、家の電気を全部消して
オーケーGoogle、掃除して(ロボット掃除機)
スマートデバイスを使っている人は音声コマンドをぜひ使ってください。
使わないのは本当に勿体無いですよ。
スマートホーム化におすすめのメーカーとアプリ
ここからはスマートホームを始めるにあたって、どんなデバイスを選んだらいいのか悩んでいる人向けにスマートデバイスとして有名なメーカーをいくつか紹介していきます。
SwitchBot(スイッチボット)
先ずはスマートホームといえば、SwitchBot(スイッチボット)ですね。
当初はボットデバイスから始まった会社ですが、毎年というよりも4半期ごとに新しい製品をどんどんリリースし、あっとゆうまに日本で最も使われているスマートデバイスメーカーになりました。
このメーカーを使うメリットとしては、圧倒的なデバイスの種類です。
- ボット
- LEDライト
- テープライト
- シーリングライト
- 人感センサー
- 開閉センサー
- 温湿度計
- リモートボタン
- リモコン
- ドア鍵
- 屋内カメラ
- 屋内チルトカメラ
- 屋外カメラ
- カーテン
- ブランドポール
- 加湿器
- サーキュレータ
- ロボット掃除機など
おそらく単一のアプリでここまでのデバイス数をサポートするメーカーは他にはいません。
スマートホームを何か始めたいなーと悩んだ時に、おすすめできるメーカーです。
Philips Hue
Philips Hueは、電動歯ブラシやシェーバーなどで有名なフィリップスが販売するスマートLED照明になります。
まだまだスマートホームが一般的ではなかった時に、他者に先駆けてスマートLEDライトという製品を推し進めたメーカーになります。
また特筆すべきは、当初からAppleホームアプリのサポートを一貫して続けており、早い段階からホームアプリから照明を操作するということを実現してきたデバイスです。
このメーカーの一番の特徴は、照明ラインナップの多さと、接続方式にZigbeeという低遅延で操作できるスマートライトを提供していることです。
一般的にスマートライトというと、各メーカー多くても1〜2個程度しか販売しません。LED電球とテープライトぐらいですね。
- LED電球 E17/E26形 (ホワイト/ホワイトグラデーション/カラー)470 lm〜1600 lm
- カラーテープライト
- ライトバー
- ポータブル照明
- ライトチューブ
- フロアーライト
LEDライトという意味では、Philips Hueが一番ですね。さらにZigbeeを採用していることで、提供しているモーションセンサーとの連携も簡単で、素早く、検知してから1秒以内に電球が点灯するようなストレスのない動作が可能になっています。
IKEA
IKEAは個人的にめちゃくちゃ好きなスマートホームデバイスです。
IKEAのスマートホームデバイスといえば、Tradfri(トロードフリ)といういわばPhilips Hue互換ライトというイメージです。
Philips Hueの良さというのは、Zigbeeを使った低遅延接続が売りなんですが、実はIKEAもZigbeeを使っているため、IKEAのライトがHueのブリッジに接続できるんです。
つまりHueアプリの使い勝手をそのままに、IKEAの格安ライトを使えるというわけですね。
家中の間接照明LEDをスマートライト化しようとすると、正直めちゃくちゃお金がかかります。Philis Hueだと1つあたり3,000 ~ 7,000円かかったりするのですが、IKEAならなんと1,500〜3,000円ぐらいと、約半分の価格で手にいれることができます。
さらにIKEAの格安のリモコンでHueライトを操作したりなんかもできます。
またIKEAは唯一、GU10というタイプの電球型に対応したスマートLED電球を販売しています。
正直あまり見ない形ではありますが、一部のテーブルライトやダウンライトにも使われているので、ダウンライトの自動化をこの照明を使うことで実現できる場合もあります。
Philips Hue | IKEA | |
---|---|---|
E26 | ||
E17 | ||
GU10 |
さらに最新のIKEAのハブ、DIGIREA(ディリフィエラ)ではスマートホーム共通規格Matterにも対応し、より幅広く安定感高く接続操作できるようになっています。
Nature Remo(ネイチャーレモ)
Nature Remoはスマートリモコンに特化したメーカーになります。
スマートリモコンは、赤外線信号をハブデバイスに記憶させることで、スマホやスマートスピーカーからテレビやエアコンなどのスマート対応していない家電を操作できるものになります。
この手のデバイスは、一番の差別化のポイントは、メーカー別のプリセットリモコンの数です。
Nature Remoは日本メーカーになるので、販売されている国産テレビや国産エアコンの対応が優れています。海外メーカーの場合は、海外製のエアコンやテレビ+国内という感じですから、Nature Remoの方がこういった部分のポイントは高いですね。
Nature Remoでは現在、Remo 3、Remo Mini、Remo Mini PremiumそしてRemo nanoの4種類を販売しています。
Remo 3 | 照度センサー、人感センサー、温湿度センサー搭載 |
---|---|
Remo Mini | 温湿度センサー搭載 |
Remo Mini Premium | 温湿度センサー搭載、シリーズ最高 60畳 対応赤外線 |
Remo Nano | センサーなし、Matter対応 |
個人的なオススメは、Remo Mini Premiumで、赤外線の到達距離がシリーズの中で最も高いのが特徴です。
赤外線リモコンとしては、正直目立つような場所にはおきたくない一方で、設置した場所からテレビ、レコーダー、エアコンなどの家電を操作できるようにしたいところです。
赤外線の到達距離が長いということは、比較的自由度高く設置ができるということなので、そういういみでもオススメの1台です。
我が家の場合は、テレビの裏に置いた状態なんですが、その場所からテレビもレコーダーもエアコンも操作できています。
Sesame(セサミ)
最後はCandyhouse(キャンディハウス)社のSesame(セサミ)になります。
こちらはスマートロック専用メーカーになります。
スマートロックというと、どのメーカーも比較的に高額なデバイスになっており、一般的に1万〜2万円するのが当たり前でした。
そんなスマートロックに価格破壊を挑んできたのが、Sesameのスマートロックになります。
因みにセサミという名前の由来は、「開けごま(Open sesame)」から取っているそうです。
セサミのデバイスは安いもので5,000円以下、さらにPro仕様のハイグレードタイプであっても7,000円程度で手に入れれる破格の安さです。
それでいて、スマートロックで必要な機能、例えばキーパッド、指紋認証などはしっかりとオプションに入っているので、全て込みでも十分格安でスマートホームを楽しむことができるわけです。
さらにスマートロックはドアの鍵だけでなく、なんと自転車の鍵までもスマートロック化しているのがセサミのすごいところです。
現時点でおそらく自転車の鍵をスマートデバイス化しているのは、セサミだけです。(セサミサイクル)
自転車をスマートロック化することで、家族同士での鍵の受け渡しや紛失トラブルに悩まされることはなくなります。
自転車向けのスマートロックが欲しい人、もしくはコスパよく自宅のドアをスマートロック化したいという人は是非Sesameがオススメです。
個人的なオススメデバイス|SwitchBot
色々紹介してきましたが、個人的にオススメしたいメーカーはSwitchBotのデバイスになります。
SwitchBotの魅力はなんといっても対応デバイス数の多さで、この1つのアプリだけで、家中の家電を操作できるというのが便利なんですよね。
というのも色々なスマートデバイスがあるのはいいんですが、結局鍵はこのアプリ、照明はこのアプリ、掃除機はこのアプリなんて、やっているのが結構面倒くさく感じています。
それ比べてSwitchBotであれば、ともかくこのシリーズで集めておけば全部OK!みたいなことがあるので、そういう意味でも初心者でも上級者でもオススメできるデバイスだと思ってます。
因みに共通規格Matterを使ってAppleホームアプリにまとめたり、そもそもアレクサアプリなら全部まとめられるじゃんという人もいるかと思いますが、あの類の統合アプリの場合には、操作できる機能に一部制限があることがほとんどです。
そのため、各デバイスの機能を最大限活用するためにまだまだ専用アプリを使う方が結局のところは便利と言えるわけですね。
まとめ: 未来の快適生活をスマートホームで
スマートホームは、住宅をアップグレードする1つの方法です。
スマートホームは、新築戸建だけのものだと思っているなら、もったいないです。例え、賃貸であっても色々なデバイスを組み合わせることで、ホームメーカーの作るスマートハウスなんかよりももっとスマートな住宅を実現できるのが、スマートホームだと思っています。
スマートホーム化することで、時短にも繋がり、さらにはホームセキュリティにも役立てることができ、余った時間をたくさんのことに使うことができるというのはとても面白いと思いませんか?
皆さんも是非今回紹介した事例を参考に、自分なりのスマートホームを作ってみてください。
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